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Blankey Jet City 2/3 復活?

  • 2009-10-13 (火)
  • Life

最近は勉強の過程で得たものをこっちにアップするということもあまりなくて、なのでちょこちょこと日記ぽいものをあげている。

勉強は英語もJavaScriptもモバイルにおけるユーザビリティ・デザインについても、継続して続けてはいるんだけど、あまりにも初歩的なところを復習するところからやっているから、ブログへのエントリという形にはそぐわないから。

10/6に新宿Club Doctorであった旧友MAXの誕生日ライブ。スペシャル企画ということで、彼と、彼がやっていた(今もやってるのか?)F.O.A.Dというバンドに縁の深い友人たちをゲストとして招いての開催。このときに、数年ぶりにベンジー(ex.Blankey Jet City)にも再会できて、もらったキャップ(彼が主催するSEXY STONES RECORDSの新製品らしい)があるので、これを記念?にあげておく。『ブログにアップするねー』とかって、約束したし。

ベンジーにもらったキャップ

よく見ると、刺繍で「SHALLOW SWELL」という文字が。もしかして、、『浅井』をまんま直訳したのか!(しかし、とても「らしい」)

ベンジーにもらったキャップ(アップ)

ライブでは、すでにドラムで達也(中村達也 ex同じく)が参加してもいたんで、直前ではあったけど、ベンジーがやる曲では二曲、BJCでのものがあった。ガソリンのやつと、あとサリンジャーという曲。

ベンジーと達也の出演は決まっていたけれど、BJCの曲をやるというのは直前、前日に決まったらしく、だったらいっそ照ちゃん(照井利幸 ex同じく)にも声をかけてやってもらえれば、超緊急&急ごしらえ?ではあるけれど、BJCの一夜の復活ステージにもなったのに、、しかし、それはかなわなかったのであった。(ちょうど、今やっているインストのユニットで大阪にライブ遠征に出ていたらしい)

ということで、2/3の復活っていう感じに。お客さん、それもBJCのファンとかは超喜んだんじゃないだろうか。実際、ライブを発表してからすぐにチケットは完売したそうで、オレもたまたまスタッフとしてのスタンプをライブハウス側に押してもらえたから良かったけど、あれなかったらリハだけ見て終わりだった。ま、あまりにも人が入って苦しい状態だったら、それはそれでツライんで、リハを落ち着いてみたらそれでおしまいでも良かったんだけど。(でも、やっぱり本番を見られて良かった)

▼ベンジーのときのリハ風景
ベンジーんときのリハ1

ゲストは達也とベンジーだけじゃなくて、いっときそのF.O.A.Dのギターに参加していたイチロー(野球のほうではない)君も数曲やった。彼とも数年ぶりだったけど、相変わらずフレンドリーでナイスガイだったなぁ。ギターも相変わらず超ウマで。今のオレの状況(ジョブレスという)を話したりしてたら、ミュージシャンもCDが売れなくて大変だよって。やっぱ、どの仕事も大変なのはおなしなんだなぁと。今のこの不況は、ある意味「公平」に、多くの人を襲っている。華やかな舞台に立てるような人でも、決して無関係な話ではないんだろう。

▼イチロー君のときのリハ風景
イチロー君ときのリハ

あと、もう現役は引退して青森のほうへ帰っている以前のリードギターだった「ひげ」君も、青森より参加。今はもうひげはないんだけど、その呼称は相変わらずで。他は、イチロー君と一緒にやっていたこともあるベースのオザキも、前夜突然指示された「BJCの曲をコピーしておけ」という無茶なリクエストにしっかり応えて参加。

実際のライブは、なんでも200人入ると会場内でライターに火がつかなくなる(酸欠で?)というハコ内に300人超の入り。入って数秒で後悔するくらい空気は薄くて苦しかった。ライブハウスで酸欠って、ああいう感じなんだなぁ。ほんと、息苦しくてつらかった。なので、ラスト二曲ぐらい残して、出てしまった。

出不精であまりああいうのに誘われても出かけていかないことが多いけど、今回は行って本当に良かった。ライブ後の打ち上げで久しぶりに旧交を温めることのできた知人、友人たちも多かったし、すっかり疎遠になっていたベンジーともまた縁が復活できて良かった。調子にのって、彼がいきつけという恵比寿のバーで夜明けまでグイグイ語り明かしてしまったし。内容はほとんど覚えてないけど。(あとで聞いたらベンジーも「おぼえとらんて」と言っていた)

へべれけだったせいで、せっかくもらったキャップをバー店内に忘れてしまって、回収するのに数日かかったけど、他の友人も同じように忘れていた革ジャンと一緒に無事回収できてよかった&お店の人、ありがとうございました。

お店の看板の写真も撮ったけど、昔の東高円寺の頃のようにファンとかがベンジー目当てで行ったりすると迷惑になるかもしれないから、それはやめておくことにする。(かなり隠れ家的な感じのバーだった)

そんな感じで、MAXの誕生日ライブと、BJC 2/3復活?ライブ、打ち上げの楽しく濃い一日を終えたのであった。

『モバイルユーザビリティ・デザイン』で復習

相変わらずジョブレス(無職)な日々が続いているけれど、10/6に久々に旧交を温めまくることが出来た旧友たちのおかげか、あの日以来なんだか状況が若干好転してきているような、、気がする。(気のせいかもしれないけど)

自分でもハッキリと自覚できるほどに気分が切り替わったのが原因なのか、今まで冷酷なまでに年齢ではじかれていた応募先から、ちらほらとではあるけれども、反応が出てき始めた。1次審査を通過して書類審査まで行ったり、さらにその先の1次面接のお知らせが来たり。

もちろん、まだまだ過程だし、この段階で大喜びなんてことには勿論ならないんだけれども、今まであまりにも無反応でスルーされまくりだったことを考えると、これはとても大きな変化で求職活動のモチベーション向上、維持にも相当に貢献する出来事だ。

今のところハロワ経由で二つが返事待ち(一週間といってすでに三週間近く過ぎている)Find Job経由でひとつ、あとはつい最近利用を始めたリクナビ経由がみっつほど。

目下のところ、一番の希望はFind Job経由ももので、これは今までの職種とちょっと違っていて「モバイルコンテンツ・ディレクター」というものに応募している。(これまではだいたいWebデザイナー職だった)

モバイル向けコンテンツに関してはこれまでもけっこう関わってきたけれども、ディレクターという、より「俯瞰」することが大事な職種というのは初めてなので、これを機会にあらためてモバイルコンテンツにおけるユーザビリティなんかを復習、再確認しているここ数日。(モバイルユーザビリティ・デザイン Web制作者が身につけておくべき新・100の法則。

ソーシャルブックマークの人気記事やlivedoorディレクターブログなんかでも、こういった情報は有益なものが多く収集出来るけれども、やはり書籍で落ち着いて(時に赤線を引いたり、付箋を貼ったり)学べるというのは良い。もちろん、それなりにしっかりと内容が充実した良書である必要はあるけれども。

実際に購入したのはけっこう前で積ん読本たちの中に埋もれていた本書だけど、今やっとこうして日の目を見て、役だっている。グイグイと。(たしか購入の動機はlivedoorのsasakillさんの紹介記事だったかな)

ものによってはそのまんま受け取る、受け入れることの出来ない部分もあるけれど、平行してネット上で類似の情報を調べて再確認したりつつ、自分の中の理解をあらためて深めていくにはちょうどいい「きっかけ」になる、ボリューム的にもナイスな本。

他の情報と比較しつつ、自分なりに取捨選択した上でGoogle Sitesで自分用にまとめてドキュメント化しているんだけど、これもまた良い感じ。ホントはブログでアウトプットという形が理想的なのかもしれないけど、ものによっては書籍のほうからそのまんま書き写しているのもあるので、それは避けた。

今までなんとなくの理解(それは理解とは言わないのだけれど)でやってきていたことを、こうして「なぜこうすべきなのか」「なぜこうしてはいけないのか」っていう部分でしっかり理解、把握していくことは、やはりとても大切で大変有効なのだと再確認している。迷ったときに答えもすぐ見つかるし、判断に迷いが少なくなるはず。

これは英語の勉強でも最近感じていることで、しばらくはずっと「とりあえずは丸暗記、意味はわかんなくてもひたすらとにかく憶えること」ってなやり方を続けていたけれど、落ち着いて冷静にひとつひとつを「理解」して憶えていくと、記憶への残り方も違うし、なんかとても「生きた」学習をしている気がする。

丸暗記が有効な時期、ものもあるんだろうけれど、ただそれだけを闇雲に続けていると、けっこうすぐに限界みたいのが見えて壁にぶち当たってしまうから。

その現在第一希望の会社へは来週水曜日に面接へ。これは1次面接ということで、仮にこれを無事通過することが出来てもその次に2次面接がある。まだまだ前途多難。

それでもこうしてターゲットをしぼって、明確で具体的なヴィジョンを持って今のこの逆境をただの「待ち」状態じゃなく過ごしていければ、トンネルを抜けるのは決して無理じゃないだろうし、そう遠い日のことでもないんじゃないかと、ここのところやっとそういう前向きな姿勢、心構えがとれるようになってきた。

10/6のあのライブはホントに転機になったわ。ベンジーとも数年ぶりに再会して、グイグイ朝まで呑みまくったし、楽しかった。(しかし、体調を崩していまだ口内炎が治らず)

英語しばりでtwitterを復活

  • 2009-09-20 (日)
  • Life

去年も一時期は英語しばりをかけたpostをtwitterではしていたけれど、最近またそれを復活。(100%ではないけれど)

自分でもなんでいまだに利用し続けているのかよくわからないんだけど、twitterではまず他者との交流、コミュニケーションがない(少なくともオレには機会がない)から(100postsに一度くらいか)完全に自己完結している(という認識で)こういった勉強目的のpost、独白?のほうが自分には「まだ」利用する意味がある。(希にnative speakerの人から励ましのreplyがあったりするし)

やっていることはあまり変わらない、いや、全然変わらないんだけど、一年とか経た今では、なんか手応え(自分の中での)が違う気がするのは気のせいだろうか。

相変わらずとくに反応もないし(別にそれが主目的ではないから良い)適当で、たぶんかなり間違っている文章、表現をpostしているんだけど、なんか楽しいし、去年より格段に英語によるpostへの障壁が下がっている気がする。

一瞬「もしかして、ちょっとは英語力とか語彙が向上したんだろうか?」とか思ったけど、実際のところは別で「間違っててもいいじゃん」的なノリが前にも増してグイグイとオレの中で幅をきかせるようになったからかな。

でも、逆にちょっとよろしくないなと思うところもあって、それはネガティブな色合いを持つpostsをするようになってきたこと。

去年英語しばりでやってた頃は、語彙、表現力の足りなさから、自然にそういった難しい、面倒な表現が出来ず、結果としてあまりそういった「ネガティブ」なpostsをしなくなったっていうメリットがあった。(オレがよくやるメンタル面でのそういった投稿はけっこう表現が難しくなりそうで、はなからそれをpostしようとは考えなかった)

それが最近は変な度胸がついたというか、恥を恥と思わなくなったというか、そういう細かい?ことを気にしなくなったせいで、日本語によるpostとそう大差ない内容のものをpostするようになったような、、気がする。(それでもやっぱり面倒なので少なめだと思うけど)

でも、それでもいいかな。

言葉は楽しい。触れる、学ぶ過程で、その言葉だけでなく、その考え方や世界のとらえ方、アプローチの際の心構えというか姿勢というか、そんないろんなものを知ることが出来るのが本当に楽しい。実際にそれらを使ってどうのということだけでなく(勿論、そこまでいければなお良い、楽しい)自分のこの狭量な世界を少しでも外側に拡張させる、その機会、扉になる。とても強烈で強力な扉に。

プログラム言語とかもそれに近いものを感じることがあって、オレはプログラマーじゃないし、よく分からないけれども、それでも勉強と趣味的なノリでJavaScript、Ruby、Python、PHP、Perlなんかに触れることによって、この英語のような「自分の知らない言語を通して新しい世界を感じる」という感覚を味わうことが出来るのが、とても楽しかった。

とはいえ、勉強レベルは趣味レベルで、オレの現状(仕事がない)を助ける、救う手だてにはまるで貢献しないんだよなぁ、、という、やっぱり「ネガティブ」な部分を最後に出してこのエントリは終わるのであった。

だいたい、実に自然に「とても楽しかった」とかって、過去形にしてるしな。職替え的な大転換含めて、そういう覚悟になってきてるんかもしれん。

でも、まだいまんところはハロワで四つほど事業所に応募中「なう」。

あとひきだいこん

最近は若干荒み気味な精神状態にしっかりと呼応するかのごとく、ワタクシの自家製ぬか床の状態もグイグイと悪くなっていまして(数日かき混ぜないとか普通にあるし)当然のごとく、これまでのように冷蔵庫をあければ常になんかしらのぬか漬けが常備されているようなこともなくなってきている今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか、ってのは「きっこのブログ」風ですが、あれってまだやってるのだろうか?(んなことはどうでもいいんだけどね)

夏の終わりを明らかに感じ始めたくらいから(といっても、それはこちらビッグシティ・トキオ圏での感じ方ですが)とんでもなく高騰している胡瓜の価格のせいで、結局今年の夏もほとんどは根野菜(人参、大根あたり)がメインだったかな。ぬか漬けのネタは。

それでも、お弁当で仕事場に持参しているのが普通だった頃は、そんな大根や人参が連日続いたとしても相変わらず「美味しいなぁ」ってポリポリ状態だったんだけれども、こうして終わりの見えない夏休み(もう夏でもないが)が一ヶ月以上も続いてくると、そのへんが非常にどうでもよくなってきて(ぬか床の面倒を見るとか、野菜を選んで漬けるとか)ここんところは、ほとんど面倒を見ないのが普通になっておりました。(今日久々に調整したけど)

んなわけで、漬け物食べたいと思ってもなくて、今日は珍しく&仕方なく「たまには市販のものでも賞味してみようか」って感じで、ある大根の漬け物をスーパーで購入。その名も『あとひきだいこん』。

市販の漬け物「あとひきだいこん」

なるべく人工調味料、添加物の少なそうなやつ(そして、野菜自体が国産のもの)を選んだつもりだったんだけど、これがひどかった。あとをひいたのは「まずさ」と「胸のむかつき」と、こんなものを一瞬でも楽しみにして購入してしまった自分への「怒り」であった。

こうしてタッパーにあけて見る限りは、大根のポリポリとした食感を予感させて美味しそうんだけど、やっぱ食べてみんと分からんわぁ、まぢで。

あとひきだいこん

うちで漬けた人参はまだ少し残っていたから、それに岩下の新生姜(これも市販だけど、このラインではかなり信頼している系の漬け物)をバックアップに回して、とりあえず器に。

自家製ぬか漬け&市販の漬け物軍団

うむ。こうして見ていても、見た目的には至極まとも、悪くない。というか、美味しそう。

だが、しかーし!!!

不味いとか思っても、オレってあんまり残したり、そんなに文句言うほうじゃないんだけど、これは無理だった。不味いだけじゃなくて胸はムカつくし、気持ち悪くなるし、、なので、勿体ないけど後で捨てることにした。まだ捨ててないけど。

やっぱり、うちのぬか床で漬けるぬか漬けのほうが安心だし、なによりうまーいなーと、再確認したトゥディであった。

追記:「あとひきだいこん」で検索したら、なんか20年も続いている好評の商品らしい。

怪談ノ宴 2009 其の参

ちょっと後悔してますが、今日も昨日の続きです。

なんで後悔かっていうと、残りってもうほとんどないんですよね。だから、これだったら昨日のエントリに含めて、昨日で終わらせておけば良かったと。

もうここからは完全に二部に入ってます。

休憩時間の終わり頃に平山夢明さんの『大日本ノックアウトガール』と山田誠二さんの『妖奇怪談全集』という二つの映像作品(前者は映画で後者はDVDかな?)の紹介動画がスクリーンに流されました。

ここでも京極さんの手腕がグイグイと活用されているようで、なんかスケールがでっかくなった学園祭、放課後の活動みたいな感じです。いい意味でのチープさ?みたいのも感じられて、こういうの好きだなぁ。

そして肝心の第二部へ突入。

肝心といっても、これまで同様に出演者たちの語りで進められていく形。

この二部では、『新耳袋』の共著者として知られる木原浩勝さん(最近は個人でもグイグイと新しい怪談作品を上梓されてますが、若干パンチ不足かなという印象)、福澤徹三さん(実話怪談だけでなく、小説作品も数多く執筆)、とっくに出てきている平山夢明さんの三人がメインです。

木原さんの怪談語りから始まったのですが、その横に配置されている長椅子に待機しているときの福澤さんと平山さんの態度がちょいと不快でした。よく動くし、談笑までするから(時折その声も聞こえる)木原さんのほうに集中しにくくて。

木原さんの語りのほうは、、怪談の真髄は語りにありというわりには(たしかなんかでそんな風に言っていた気がする)あんまり上手じゃないかなと感じました。ま、こうやって実際に人に対してお話するのが本業じゃないでしょうから、そこはさっ引いてあげるのが当然といえば当然で、むしろそこも含めて楽しむくらいの姿勢で臨むべきだったんでしょうが、なんせ京極さんが上手だったもので、自然と比べてしまっていたのかもしれません。

京極さんのやったような「朗読」とはまた違うのだから、比べるのも無意味というか、余計なことだったとは思うのですけどね。でも、声がとても素敵というか、聞きやすい、なじみやすい声質で、個人的にはそこは大変好感を持って聞くことが出来ました。あの風貌からは想像できなかった、とても優しい繊細な感じの声でした。(実際に語られたお話のほうは、ジャブくらいかなぁ、、語りのスキルにも拠ったと思うけど)

次は福澤徹三さん。

自分はこの方の作品、語り口(活字における)がかなり好きで、何度も読み返しているものがけっこうあります。とくに好きなのは『怪を訊く日々』という、福澤さんが自身で蒐集した実話怪談集で、このシリーズでは一部で登場してた加門さんの『怪談徒然草』と並ぶ、お気に入りの作品です。

他の小説作品にも好きなものは多いですが、今はもうなくなってしまった『幻想文学』とかにちょろちょろっと寄せていた、ご自身の祖母のお話なんかも、すごく惹かれるものがあって(ということは、怖いということです)いまにそのへんをまとめてくれないかなぁとかも思ってたりして。

語られたお話のほうは、活字で語られる作品をほとんど生、素材のままに俎の上に「どん」と置いた感じだったかな。福澤さんも木原さん同様、こうした形での語りには慣れていないようでしたが、それでもそういう不慣れな部分も含めて空気を作り出すことには成功していた部分もあるから、ぼちぼち堪能できました。

最後は平山さんの再登場です。

これまでの語り方とほとんど変わらず、半分超はやっぱり「笑い」をとっていくスタイル?になってましたね。毒の効かせ方はさらに増していたかも。笑いもしたけれど、逆にそのせいで語るお話の中の「怖い」部分も引き立ったりもして、これまたなかなか堪能しました。

しかし、なによりスゴイのは、このときに披露したお話がこの日に蒐集されたものだというところ。数時間前に友達に電話をかけて『なんかない?』ってなノリで聞いたものにしては、とてもじゃないけれど、そうは思えない内容、厚みになってました。怪談でこういう表現も変だけど、まさに採れたてのホッカホカ怪談。

そんな感じで、、以上、終わりです。

何度も言うように、むしろ「笑い」の部分のほうが多かったくらいの怪談会ではありましたが、それでも十分に怖いタイミングを何度か味わったし、全体としては非常に楽しめて満足のいくイベントでした。

終盤で、やけに目障りなピンポイントの明かり(直径5cmくらい)が客席の人たちや舞台上に差し込んでいたのが目障りで気になりましたが、あれはなんだったんだろう?

怪談ノ宴 2009 其の弐

昨日の続き、『怪談ノ宴2009 其の壱』の続きです。

全体は二部構成になっていて、いまのところは一部について語ってます。各部の中での、それぞれの順番は既に細かい部分では記憶もあやふやになっているので、あまり正確さは期待できませんが。

昨日はオープニングを京極夏彦さんが読者投稿の怪談三編を朗読したところまででした。この後に、雑誌『幽』編集長の東雅夫さんも登場して軽くトーク。

Webサイトのほうでもたしか触れていたと思うけど、この会の出演者を紹介する10秒ほど(出演者一人につき)の動画があって、これがなんと京極さんの手によるもので、以前からその動画編集にかける熱意?と完成度の高さ、面白さは有名だったけれども(そもそも水木センセイともこの動画編集がきっかけになって親しくなっていったとか)こうして実際に見てみると、いやはやたしかに、これはその筋?では有名にもなるし、いろんな人にお願いもされるだろうなぁと納得もし、感心もしました。ただ、ご自分のものも作られているんで、それはやっぱり照れくさかったのか、「イヤなもんですよぉ」って苦笑いで話しておられましたね。

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そんな風にして作られた紹介動画を最初に流して、次は「見えちゃう・聞こえちゃう・感じちゃう」の女性三人。『怪談シスターズ』(こういう名前だったかちょっと自信ないけど)ってことで、チャーリーズエンジェル風の動画で紹介の後、作家の加門七海さん、立原透耶さん、漫画化の伊藤三巳華さんが登場。ここはこの三人の鼎談という形で、それぞれの見聞きした不思議な、怖いお話をいくつかしてくれました。

あ!しまった。

その前にそうだ。怪談アルピニスト(だったっけな?)の安曇潤平さんが先に登場して、ひとつお話をしてくれてたんだった。この方は幼少の頃から山登りをされていて(現在も)その経験から見聞きした、いろんな山での怪異、不思議な話(怖い話もバリバリに)をご自身のWebサイトや雑誌『幽』のほうで披露してくれてます。(赤いヤッケの男 山の霊異記 (幽BOOKS)っていう本も出されている)

自分は山登り、とくにしたことないんだけど、それでも安曇さんの語るお話にはとってもリアリティを感じられて、実に自然にその作品世界に入り込むことが出来ます。こういう「山」に特化した怪異ってのも、ここまで徹底したものだとあまり聞いたことなかったから新鮮だったし、その内容、語り口も含めて、ますます独自の世界を構築されているようで、雑誌のほうで読めるのも毎号とっても楽しみだったりして。今回聞かせてもらったお話もなかなかに不思議で怖い「怪談」でした。しっかりと。

青行灯

んー、、だんだんどこまでが第一部で、どっからが第二部だったか分からなくなってきたけれど、ま、まだこの時点では一部だったと思います。ということで先を続けましょう。

これまで主に進行役だった京極さんと東さんの二人に加え、ここであらたに一名が加わります。作家の平山夢明さんです。

平山さんといえば、「超怖い話」や「東京伝説」、「怖い本」等のシリーズでよく知られる、いわゆる「実話怪談系」の作家さんですが、(他にも短編小説や映像作品も発表されていたり、2007年度の『このミス』国内部門一位に『独白するユニバーサル横メルカトル』が選出されてたりもする)

自分の趣味嗜好、好みでいうと、実はあんまりこの人の作品、語り口は好きではなくて、苦手だったりするんだけれども(でも、面白いと思ったものもけっこうある)こうして実際に壇上でお話をされる様子を見たら、なぜかいっぺんにイメージが変わってしまいました。なんか、今までのその苦手だった部分が、あぁ、こういう人がこういう姿勢で捉えて描くものなら、あれはあれでいいんだな、みたいな感じで。

登場前になんか近くでお酒を呑んでたらしくて、そのせいか?それとも元からなのか、のっけからとばしまくって炸裂してました。愉快で軽妙で、随所に適度?に挿入される毒気が、いろんな意味で場に合っていてナイスなキャラクター。ときに不謹慎とか(最近そういうの、世間一般うるさいでしょ?)言われそうな表現も決して少なくなかったんだけど、悪意とか、人を不快にさせようとか、そういうのではなかったから、これも随分と笑わせてもらい、なおかつ「ゾクゾク」っと、怖い思いもさせてもらいました。

日本モノノケ観光の作品群

平山さんと京極さんの軽いトークを導入口にして、フレッシュな新人作家の一人として、ここ数年でじわじわとその評価、知名度をあげている黒史郎さんが登場。(『夜は一緒に散歩しよ』で第一回『幽』怪談文学賞長編部門大賞を受賞)

この方の作品は実はまだ未読で、雑誌『幽』のほうで書き下ろしの短編をちょろっと読んだ程度。でも、惹かれるもの、気になる感覚を感じるので、そろそろひとつくらいはちゃんと作品を読んでみたいとは思って、『夜は一緒に散歩しよ』は購入済みなのですが、まだ積ん読ゾーンに積まれてます。

この黒さんのしゃべりがまた面白くて、この方の登場からまた一気に笑いのヴォルテージが加速していきました。本人も言ってましたが、こういう場に不慣れなのとあがり症ってことで、足は震えるはカンペ持参でそれを棒読みで読み上げる進行をするわ(彼が紹介役になって、この後に他の新人作家さんたちを何人か紹介)そういう不慣れでダメダメなところが、平山さんの容赦ない突っ込みも加わってすんごく面白くて、場内ほんとに大爆笑、爆笑の渦でした。

怪談を聞きに、恐がりにいって、果たしてこれでいいのだろうかと思うほどに笑ったなぁ。

たぶん、これくらいで一部が終わって休憩に入った気がします。二部では木原さん、福澤さんが登場します。すでに登場済みの平山さんも、あらためて怪談を語る人として、再度登場し直しますが、ちょっとまた長くなってきたのでまた『其の三』に繋げることにします。

怪談ノ宴 2009 其の壱

今日はですね。仕事がなかなか見つからないといってウジウジとネガティブなpostとかをtwitterとかに連投しているのも、さらに、余計に、ひたすらに、情けなくてイヤになってしまうんで、気晴らしも兼ねて(天気は真逆モードでしたが)イベントに行ってきました。その名も『怪談ノ宴』です。

P9121807

けっこう前から予約はしてたんで、今の仕事の「ある、ない」とかは全然関係ないんですけどね。タイミング的にはまぁ、ぴったりの気晴らしになった感じです。

自分が創刊当初から愛読している日本で唯一の怪談専門誌『幽』という雑誌があるのですが、この雑誌の創刊5周年記念(幕には5周年御礼となってたかな)てことで『幽Presents怪談ノ宴2009』が正式名称だったみたい。

タイトルからも分かるように、ズバリ「怪談」を語る会で、ようするに怖い話を聞きに、恐がりに、怖い思いをしに行ったわけです。場所は大井町の「きゅりあん」という施設の大ホール。

出演者は豪華で(つっても、ある程度好きでないと全然そうは感じないかな?)最近はより表現、作品の幅を広げつつある京極夏彦さん、新耳コンビの一人である木原浩勝さん、実話系怪談では真っ先に名前があがるであろう平山夢明さん、福澤徹三さん、山岳?怪談(ようは山の怪談です)で独自の境地を開いてきた安曇潤平さん、見えちゃう感じちゃうの怪談シスターズ(といっても、実際はもちろんピンで活躍されている作家さん方)加門七海さん、立原透耶さん、伊藤三巳華さん、他多数。

怪談をああいう豪華ででっかい大ホールで聞くのは初めてだったんだけど、後ろ半分がほとんどガラガラだったのは逆に「後ろでは実は何かが、、」みたいな想像も喚起したりしてけっこう良かったです。盛況の割に超満員じゃなかったのとかは、あえて余裕をもって広い会場にしたのかな。(インフルエンザのことも考慮してとかアナウンスもあったし)

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今日は作品ではよく知っているけれど、実際の様子なんて全然知らない作家さんたちを一同に見ることが出来て(見るだけじゃなく、グイグイと話芸でも楽しませてもらって)大変楽しかったです。テーマは怪談だし、もちろんひたすら「怖い」話、「なんかよくわかんない、変だなぁ」ってな話(ま、これも怪談ですが)が続く、それが趣旨の会のはずですが、とにかく楽しかった。

実際、半分以上は爆笑してたんじゃないかってくらい、ホントに「笑って」楽しんだなぁ。普段は活字による作品という違いはあるけれど、やっぱり基本、皆さん「人を楽しませる」(たとえそれが怖がらせる、恐怖させるという内容であっても)ということを目的に仕事をされているからか、サービス精神旺盛というか、上手。もちろん、鳥肌の立つ「ゾ」っとくる話だっていくつもあったし。

配分的には(怖いのと笑ってしまうのと)微妙なところもないではないけれど、少なくとも今回はちょうど良かったと思う。なにより楽しめたってことが一番大事で、実際そこはもう申し分なく。

幕開きの冒頭は、いきなりあれですよ、京極さんですよ。最近はより範囲も広がってきているので(活動、表現の)デビューから数作くらいまでの頃ほどのハマりようはないけれど(『鉄鼠の檻』あたりまではすんごいハマってた)やはり気になる作家、というか表現者ではあるかなぁ。単純に好きだと言うには複雑なものが色々とありすぎるんだけど、気になる人ではあります。たいてい、つねに。

最近だと『幽談』とか『冥談』といったタイトルの作品を上梓されているようだけど、このへんはひとつふたつ(雑誌での発表時に)流しただけで、作品についてはとやかく言えるほどは今のところ追っかけきれてない。幽談だったか冥談だったか、雑誌『幽』のほうでちょろっと読んだときに「あ、これは、」と感じて、気にはなったんだけど、今のところはそこに集中して追っかけたいとこまで、、まだ行き切れてない(閾値に及ばない)んで、もうちょっとためてからかなぁという感じ。最近の京極作品に関しては。(でも、京極堂シリーズだとつい読んじゃうんだけど)

その京極さんが、Web幽のほうに投稿された三つほどの怪談を朗読してくれるところから始まったのは、なかなか豪華だったんじゃないかな、やっぱり。

本業は小説家、グラフィックデザイナー(日本語、漢字に拘る人なのでこのへんは意匠家って言ってますね、よく)とかだから、朗読とかどうかな?大丈夫かな?って、ちょっと心配しながら、半分見守りモードで見ていたんだけれども、これが実に上手というか、流ちょうで淀みなく、、いや、上手でしたね。

声色も変えて、お話に登場するそれぞれのキャラクターごとに性別や年齢、性格までも結構なところ、演じ分けていたように見えました。実際、上手に演じ分け、出来てたんじゃないかな。ただ、語りにおいて、あまり声色で演じ分ける必要はないとオレは思っていて(このへんは堀井憲一郎さんの論に非常に拠る)それが出来ているから「上手」とかではなかったです。声色の部分は。

でも、やっぱり上手だったし、安心して聞いていられた、楽しめた(最後のは鳥肌立ったし、あれはあの語りのスキルから来てるところデカいだろうし)です。京極さんの場合、いわゆる一般の作家さんよりもずっとああいう場、ああいう「人前で語る」っていう機会が多いような気がするから(実際、そういうのをよく目、耳にするし)慣れてるのもあるんかもしれない。とにかく器用な人だからってもあるし、生来のものとかも抜きにはそのへん決して語れないんだろうけど。

ま、そんな感じで始まったわけです。『怪談ノ宴』は。(多分、明日以降も続きます。これ)

初めてのハローワーク

  • 2009-09-09 (水)
  • Life

このブログは勉強メモに特化というか、それ専用にして淡々とやっていこうと(あくまでも自分のメモ的役割として)思ってたんですが、それとは別になんか書いて残しておきたいこともけっこうあるような気がして、やっぱり適当に他の性質のものも入れていくことにしました。

ということで、まずは第一弾として昨日の『40歳のハローワーク』ですよ。

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